勘定絵科目かるた 監修の先生が俳人賞受賞

ほんの少し前の話になりますが、本阿弥書店が発行する月刊誌『俳壇』が毎年公募する賞で、プロの専門俳人を発掘する登竜門として知られている俳壇賞があります。俳壇賞は一説には俳句界の芥川賞という方もいます。第39回俳壇賞は、市村栄理さんの「ブレス記号」(30句)が受賞しました。おめでとうございます。
実は市村栄理さんにはフィール・ソー・グッドで企画した「勘定絵科目かるた」のうたの監修をお願いしていました。会計を知り尽くした山田英裕氏のポイントを突きつつ茶目っ気ある和歌調のうたを正しい日本語の観点から監修いただき、自信もって世の中に発表することができました。この勘定絵科目かるたの宣伝活動はほとんどおこなっていませんが、最近は企業で購入されたり、会計の勉強をする際に活用したりということがあり、少しずつ浸透してきています。また、大学の会計学の授業で先生方に取り入れられ始めています。大学の会計の授業で初日に挫折した私としては、もっと前の高校時代にこの勘定絵科目かるたと出会っていたら、自分の人生もだいぶ変わっていたかもしれないと思います。会計、日本文学、アートのさまざまな要素が100枚の札に収まった勘定絵科目かるたは、いままで気がつくことのなかった面白さに出会います。出店したイベント会場で、会社では経理をされているお父さんが自分の子供にこのかるたの面白さを生き生きと話しかけている様子は、可能性しか感じない瞬間でした。

勘定絵科目かるたのサイトはこちらへ https://ekamokun.com/