新商品開発をおこなうということ

マーケティングの仕事と一言でいってもその内容は多岐にわたります。マーケティング戦略の策定や年間計画、広告コンセプト、プロモーション計画にはじまり、枚挙すればいくらでも出てきます。そんなマーケティング業務の中に、新商品開発という業務もあります。自社のノウハウや強みを生かしながら、世の中の新たな課題解決のために、いままで世の中になかった切り口の製品開発や、既存製品を市場の声を聞きながら新たな魅力を加えて世に問う活動です。

会計事務所で自分たちの世の中への役割として「会計を面白くする」ということを謳う会社が名古屋にあります。会計は一般的に義務教育期間中にその存在を知ることはほぼありません。高校でも商業科でないと学ぶ機会もなく、大学に行っても最初の授業で興味がないと挫折します。多くの人が上手に会計を学ぶことと出会わず、起業をして経営者になった時に会計の何を理解すればいいのか戸惑うこともあります。

「会計を面白くする」を軸にミーティングを重ね、勘定科目をイラスト化し、百人一首のような和歌仕立てで勘定科目の本質を謳い、「勘定絵科目かるた」が誕生しました。まだ世の中にムーブメントを起こすほどの勢いにはなっていませんが、高校や大学の会計の授業で採用され始め、オンラインかるたゲームのソフトも開発されてリモートでもかるたを通じた会計学習ができるようになりました。これから先普及していく可能性を秘め、その活動領域も広がることが期待されています。まだ、発表できない仕込み案件もあります。新商品開発を通じたマーケティング課題の解決という選択肢も、自分たちを魅力的にする活動となります。

勘定絵科目かるたを紹介するサイトはこちらです。