スポーツ・マーケティングの先へ
フィール・ソー・グッドでは企業とスポーツ団体をつないで社会に意義ある活動となるようお手伝いしています。スポーツ・マーケティングというと従来はメディア露出換算を中心に効率が良いとかそんな数字ではスポンサーをやる意味がないとか論議されてきました。メジャースポーツと同じような尺度ですべてのスポーツを切っていくと、ほとんどのスポーツはマイナースポーツとなり、支援の必要なし!とマーケティング担当者は得意顔で言葉を放って席を立つだけになります。かつてテレビではプロ野球とJリーグの中継が盛んにおこなわれていましたが、今ではそれも少なくなりメディアの露出だけでスポーツが企業にもたらす恩恵を図ることが難しくなりました。
しかしながら、多くの企業が露出の大小にかかわらずスポーツのリーグやチームを応援しています。昔から実業団スポーツに力を入れた活動をしている企業(多くは業績好調)もあります。そこにはメディア露出換算だけでは語り切れないスポーツが企業や地域にもたらす素晴らしいことがあるからです。スポーツ・マーケティングという視点だけではスポーツと企業の関係を豊かに伝える言葉とは言えません。スポーツを通じたブランディングというほうが良いかもしれません。マーケティングとブランディングの微妙な言葉の温度差、こんな話を通じて会社の進む方向を一度話し合ってみませんか。
ピクトグラムは東京オリンピックで「自転車競技 ロード」で採用されていたものです。ちなみにヨーロッパの3大スポーツは、サッカー、F1、そして自転車競技と言われています。