ニューヨークのアートシーンから

ChaShaMaはニューヨークで注目されるアーティストに、オフィスビルのエントランスや空間を提供する活動をしている団体です。アーティストに創作と発表のスペースを提供し、年間150のイベントを開催しています。また、120人のアーティストに作業スペースを提供し、恵まれないコミュニティでは80のワークショップを開発しています。https://chashama.org/
現在そのChaShaMaの企画でニューヨーク6番街のオフィスビルホールで日本人アーティストの作品が2024年11月5日まで展示されています。アーティストの名前は遠藤良子さん。美術大学卒業後、長年食品関係の出版社に勤務していましたが、自分の魂を満足させ心に栄養のあるものをみつけようと、単身訪れたことのないニューヨークに移住することを決意します。それは彼女の40代のことです。ニューヨークでモダンアートの洗礼を受けた彼女はやがて抽象画家として活動を開始します。米国の画廊でも扱われる彼女の作品は、内側からはち切れんばかりの沸き上がる感情で鮮やかな色彩の飛沫とともに、私たちに新しい気付きをもたらしてくれます。遠藤良子さんの作品を日本で紹介できるように、feel so goodで準備を進めています。近いうちに、大きなオフィスビルディングのホールで、ギャラリーで、会社のレセプションで、美術館でお会いできる日が来ることを楽しみにしています。