VHM(VACANT HOUSE MANAGEMENT)のこと

昨今よく話題に上がるのが空家問題。
少子高齢化、都市部への人口集中、相続、などの問題とも複合的に関係しています。
令和7年発表の総務省の住宅・土地統計調査によると、日本全国の空き家率は13.8%で過去最高を更新、約7軒に1軒が空家という状況です。空き家の総数は約900万戸に達しています。
- 売却用・賃貸用(約54%):買い手や借り手を探している状態の空家で、不動産会社が管理していることが多い。
- 二次的住宅(約4.5%):別荘など普段は人が住んでいないが、所有者が利用・管理している状態の住宅。
- その他の住宅(約41%):上記以外で、放置されている状態の空家。
この内訳で、最初の二つのタイプの空家は特に問題がないとされています。空家問題はすなわちちゃんと管理がされているかどうか、ということになります。
今まで空家は、売却する、賃貸に出す、の二つの選択肢が主でした。(セカンドハウスや倉庫などとして自己利用するケースもありますが、現実的には何もなされずただ放置、という事になりがちです)
ただ売却、賃貸しようにも、買い手や借り手が全く現れない、現われたとしても期待した金額を下回るということが起り得ます。不動産の価値の9割以上は立地と言われています。買い手、借り手はその物件を生活の基盤としたいので、物件の持つ利便性をシビアに判断します。そのため、田舎の不便な場所にある実家を相続したといったようなケースでは、市場に出しても誰も見向きもしないということが多々あります。
そこで、この記事では、今までの売却する、賃貸に出す、ではない、第三の選択肢、「宿泊施設として貸し出す」について解説していきたいと思います。
「宿泊施設として貸し出す」メリットは以下の通りです。
・売れない、貸せない立地であっても、短期の宿泊であれば宿泊ニーズの可能性がある
・所有権を持ったままで、維持コストを上回る収益を上げられる可能性がある
・ゲストがいなければオーナーとして使用、立入が可能
・人が使うことによって、建物の劣化を防ぐことができる
空家問題解決の第三の選択肢、「宿泊施設として貸し出す」について次回以降実例を交えてお伝えしていきますので乞うご期待!

